劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」II.lost butterfly キャストトークショー付きビデオマスター版上映会オフィシャルレポート

劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」II.lost butterfly
キャストトークショー付きビデオマスター版上映会オフィシャルレポート

こんにちは ドーナです。
いよいよ劇場版「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」
II.lost butterfly Blu-ray&DVDが2019年8月21日に発売となります。

その発売に先駆けて、 劇場上映版からさらに250カット以上を
ブラッシュアップしたBlu-ray&DVD収録用映像「ビデオマスター版」を、
映画館の大スクリーンと高音質の音響で上映するというイベントが
2019年8月17日新宿バルト9にて開催されました。

イベントでは、 メインキャストの衛宮士郎役の杉山紀彰さんと
間桐桜役の下屋則子さんを囲み、 ufotable限定店舗特典となる特別映像
「アニメーションマテリアルII」を見ながら、 名シーンの数々を振り返りました。

最初のシーンは、 雨に打たれる衛宮士郎と間桐桜が初めて心を交わす「レイン」。
ufotableの撮影監督の寺尾優一さんはこのシーンを
「劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』の象徴的シーンのひとつでもある」とコメント。
今回のイベントでは須藤友徳監督による「絵コンテ」、
アニメーターが描いた原画(動画)を撮影した「線撮映像」、 そして仕上げ(彩色)と
撮影処理を加えた「完成映像」を同時に見せる制作過程映像が披露されました。

この映像を見た杉山さんと下屋さんは、 アフレコ当時の印象を振り返ってくださいました。

「私たちは、 絵コンテを撮影した映像でアフレコをしました。
須藤さんの絵コンテは本当にきれいで、 キャラクターの表情もとても丁寧に描かれています」(下屋)
「表情や感情がとても掴みやすいんです。 ありがたいですね」(杉山)
このシーンの演技プランについて、 下屋は悩んでいたことを明かしてくれた。
「桜が初めて自分の事を語り、 思いをぶつけるとても難しいシーンだったので、
収録をする前に、 須藤さんとお話ができたらなと思っていたんです。
そうしたら、 このシーンの収録に入る前に小休憩が入って。
須藤さんに話しかけようと思ったら、 ちょうど奈須(きのこ)さん(原作)も
そこにいらっしゃったので、 このシーンについて伺いました。
お二人とお話しできたことで悩んでいたことも解決しましたし、
迷っていた部分も確信に変わって、 堂々と芝居をすることができました」(下屋)

一方、 杉山さんは「桜の心情をベースに、 このシーンの芝居を組み立てていった」と言います。
「このシーンは桜が主軸で。 士郎が知らなかったことを、
桜が打ち明け、 思いをぶつけてくる内容ですよね。
だから、 下屋さんが(須藤)監督や(奈須)先生に確認されて、 演じられたものを、
作中の士郎と同じように受け止めて。 自分の中で感じたことをお芝居にしていきたいなと思っていたんです。
だから、 あえて収録前に(桜のセリフを)どう受けるかを確認したり、
相談したりすることはしませんでした。 テスト収録のときに演じてみて
『そのままでOKです』というリアクションをスタッフさんからいただいたので、
自信をもって本番収録に臨みました」(杉山)

「杉山さんといっしょに収録ができて良かったです。
隣のマイクで演じる杉山さんの気持ちを、
すぐそばで感じることができました。 ……フフフ、 なんか照れるなぁ(笑)」(下屋)

今回披露された「アニメーションマテリアルII」の映像では、
3DCGで描かれた雨粒もクローズアップ。 ひとつのカットに、
3DCGでの雨粒を近景900個、 遠景200,000個降らせることで、
美しく激しい雨が降り注ぐシーンができたことが明らかになりました。
「雨粒が涙のように見えて、 すごく素敵だなと思いました」(下屋)
「桜の悲しい涙のようにも見えますし、 士郎に対する希望の光の
木漏れ日のようにも見えるという、 絶妙なバランスだなと思いました」(杉山)

二番目のシーンは、 アインツベルン城でセイバーオルタとバーサーカーが戦う「パワーゲーム」。
寺尾撮影監督は「第二章」最大の激戦シーン。 アインツベルンでの戦闘は
シーン全体が一つの広大な戦場で行われました」とコメント。 「アニメーションマテリアルII」では、
空撮映像(俯瞰視点)でセイバーオルタとバーサーカーの戦闘が城内外のどこへ移動し、
転戦していったかが明らかになっています。

この映像を見た、 杉山と下屋は思わず感嘆のコメントをこぼしました。
「城がどれくらいの大きさで、 キャラクターがどれくらい離れた位置にいて、
どこにカメラを置かれているのか。 綿密に計算されて、 映像ができていることがわかりますね」(杉山)
「バーサーカーとセイバーオルタは一瞬で飛んでスピード感があるので、
本編映像では広さを感じていなかったのですが……こうやって俯瞰視点で見ると、
アインツベルン城の広大さがよくわかります」(下屋)

このシーンではサーヴァントたちの戦闘が大迫力で描かれています。
「サーヴァントの戦闘って本当に凄まじいものなんだなとよくわかります」(下屋)
「神話の戦い、 ですね。 エフェクトもすごく細かいし、 何重にも撮影処理が入っているんですね。
日本の2Dアニメーションで洗練されてきた表現と、
緻密に作りこまれた3Dモデルの表現とのマッチング感がすばらしいと思います」(杉山)

「アニメーションマテリアルII」ではこの戦闘シーンの「絵コンテ」も映像収録されています。
完成映像と比べて見ると、 その出来栄えの凄味がよくわかるでしょう。
「僕らがアフレコの時に見ていた映像は、 絵コンテの段階のものだったのですが、
その時点ですごい作画になりそうだと感じられて、
アニメーターさんは大変だろうなと心配してしまうほどだったんです」(杉山)

「こういうバトルシーンを見ていて、 涙が出たのは初めてだったんです。
それくらい、 魂を感じる映像になっていました」(下屋)

そして、 最後に披露したのは、 間桐桜の秘密が明かされる「悪夢」のシーン。
寺尾撮影監督はこのシーンについて「間桐桜の夢を現実が連動する「悪夢」のシーン。
注目はその後の路地裏のシーンとお城内部のシーンの、 場所の広さや壁面の高さが完全に一致していることです。
その意味は……?」と興味深いコメントを寄せてくださいました。

「アニメーションマテリアルII」では、
桜の夢に登場するファンタジックなお城やファンシーなキャラクターたち、 お城の額縁の絵を披露しています。
「初めて『第二章』の桜の夢のシーンを見た方は、 何が始まったんだ? と驚いたかなと思います。
このシーンは私たちも驚きました」(下屋)

「僕も収録前にリハーサル用のビデオで拝見して、 そう……来ましたか! と驚きでした」(杉山)
「このシーンは、 原作ゲームのテキストだから成立するシーンだと思っていたんですね。
桜の内面を描くシーンなので。 須藤監督に絵コンテを見せていただいたときは、
思わず『須藤さん! 天才ですね』と絶賛してしまいました」(下屋)
「バランスが絶妙なんですよね。 メルヘンな印象だけでなく、
川に動物のぬいぐるみが流れていたり、 どこかに不穏な印象がある。 すごいなと思いました」(杉山)

また、 下屋さんは夢のシーンの見どころをあげてくださいました。
「『第二章』のお城の内の壁に飾られている額縁の絵画は、
『第一章』で士郎が影に接触したときにフラッシュバックするシーンで
挿入されたビジュアルなんですよね。 もし『第一章』のパッケージをお持ちの方は、
コマ送りで確認していただきたいです」(下屋)

最後にいよいよ公開に向かう最終章――「第三章」へ臨む、
ふたりの意気込みが、 特報PVの上映とともに語られました。
「私たちがアフレコをするのは、 これからなのですが、
「Fate/Grand Order Fes.2019~カルデアパーク~」でのステージイベントに出演するにあたり、
『第三章』のほぼ完成したシナリオを拝見したんです。 [HF]ってストーリーも長いですし、
物語も分岐していくので、 須藤監督ではない方が映像化を担当されたら、
きっと違う[HF]が描かれたと思うんです。
でも、 今回の須藤監督の[HF]はベストなんじゃないかな、 と
本当に思うくらいの完成度の高さなんです。 ベスト・オブ・[HF]。

辛いシーンも大変なシーンもたくさんありますが、
私たちも身を引き締めてアフレコに挑みたいと思います。 」(下屋)
「何を言ってもネタバレになってしまうのですが、 本当にアフレコを楽しみにしています。
そしてそのアフレコをしたものに、 いろいろな演出処理が加わることで、
どんなすごい映像になるのだろうと。 これから、 楽しみしかありません」(杉山)

劇場版「Fate/stay night[Heaven’s Feel] III.spring song」の公開は2020年の春。
ふたりのアフレコが、 どのようなシーンを描くのでしょうか。
その日を楽しみにしつつ、 イベントは来場者の大きな拍手とともに終了しました。
引き続き劇場版「Fate/stay night [Heaven‘s Feel]」をよろしくお願いいたします。


・劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」II.lost butterfly Blu-ray&DVD
発売日:2019年8月21日(水)
価格:
・完全生産限定版Blu-ray(ANZX-14404~14406):9,500円+税
・通常版Blu-ray(ANSX-14404):5,800円+税
・通常版DVD(ANSB-14404):4,800円+税
本編ディスク仕様:
・字幕:日本語/英語収録
・音声:2ch/5.1ch
特典映像
・PV・CM集
【完全生産限定版特典】
◆武内崇描き下ろしBOX
(原画:武内崇 彩色・仕上げ:こやまひろかず)
◆須藤友徳描き下ろしデジジャケット

◆オリジナルサウンドトラック
◆特典ディスク
◆スペシャルブックレット
◆イラストブック
※特典ディスクはDVDになります。
※商品の特典および仕様は予告なく変更になる場合がございます。

★作品情報
作品タイトル:劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」II.lost butterfly
公開日: 2019年1月12日(土)全国ロードショー
キャッチコピー:
少女の願いは静かに、 爛れ、 散りゆく――
イントロダクション:
これは、 手にした者の願いを叶えるという万能の願望機──「聖杯」をめぐる物語。
ヴィジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』の
最終ルート[Heaven’s Feel](通称・桜ルート)を全三部作で劇場版アニメ化。
アニメーション制作は2014年にTVアニメ版[Unlimited Blade Works]を手掛けたufotable。
キャラクターデザイン・作画監督として数々のTYPE-MOON作品の
アニメ化を手掛けてきた須藤友徳が監督を務める。
2017年に公開された第一章「presage flower」は興行収入15億円を記録、
98万人を動員するなど大きな話題になった。
そして2019年に公開された本作は興行収入16億円、 動員数100万人など、
前作を上回る記録を達成している。
運命の岐路で、 第二章──「lost butterfly」が羽化を始める。

ストーリー:
俺の戦うべき相手は――まだこの街にいる。
少年は選んだ、 自分の信念を。 そして、 少女を守ることを。
魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉 が願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。
10年ぶりに冬木市で始まった戦争は、 「聖杯戦争」の御三家と言われた間桐家の
当主・間桐臓硯の参戦により、 歪み、 捻じれ、 拗れる。 臓硯はサーヴァントとして
真アサシンを召喚。 正体不明の影が町を蠢き、 次々とマスターとサーヴァントが倒れていった。
マスターとして戦いに加わっていた衛宮士郎もまた傷つき、 サーヴァントのセイバーを失ってしまう。
だが、 士郎は間桐 桜を守るため、 戦いから降りようとしなかった。
そんな士郎の身を案じる桜だが、 彼女もまた、 魔術師の宿命に捕らわれていく……。
「約束する。 俺は――」
裏切らないと決めた、 彼女だけは。
少年と少女の切なる願いは、 黒い影に塗りつぶされる。
メインスタッフ:
原作:奈須きのこ/TYPE-MOON
キャラクター原案:武内崇
監督:須藤友徳
キャラクターデザイン:須藤友徳・碇谷敦・田畑壽之
脚本:桧山彬(ufotable)
美術監督:衛藤功二
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:松岡美佳
編集:神野学
音楽:梶浦由記
主題歌:Aimer
制作プロデューサー:近藤光
アニメーション制作:ufotable
配給:アニプレックス
メインキャスト:
衛宮士郎:杉山紀彰
間桐 桜:下屋則子
間桐慎二:神谷浩史
セイバーオルタ:川澄綾子
遠坂 凛:植田佳奈
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
藤村大河:伊藤美紀
言峰綺礼:中田譲治
間桐臓硯:津嘉山正種
ギルガメッシュ:関智一
ライダー:浅川悠
アーチャー:諏訪部順一
真アサシン: 稲田徹
主題歌:
Aimer:「I beg you」
公式サイト: http://www.fate-sn.com/
公式ツイッター:@Fate_SN_Anime

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